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   試合結果  
 
 
  MAGNUM16 (その2)
 2008年03月09日(日) 東京・後楽園ホール

さあ、2008年初の伊原道場興行が開催された。場内は立ち見続出の大盛況だった。それもそのはずMAGNUMは去年より増して充実した対戦が組まれたからだ。今後もMAGNUMだけでなく新日本キックボクシング協会から目が離せない。来月にはこれまた業界でも注目のTITANS NEOSVが開催されるから非常に楽しみだ!!ではTITANS NEOSVにも出場する選手もいるので予習という意味でも今大会の試合内容をご覧頂いても面白いかもしれません。(その1はこちら

4月20日(日) TITANS NEOSV 詳細は
こちら


 



☆第10試合 バンタム級 3分3R

池田茂由(日本フライ級2位)
VS
ベニーユキヒデ(ホワイトタイガー/バンタム級5位)

勝者:池田 判定3-0(28-27/28-26/28-27)


池田の人柄だろうか場内には沢山のファンが押しかけ彼を応援していた。そんな皆のためにもといわんばかりにすばらしい試合を見せてくれた。これも先輩、深津の教えなのだろう。今回、池田は1階級上げてバンタムに参戦した。

1R、両者俊敏なパンチを披露。ベニー選手もパンチ、キックとバランスに優れた選手なだけに池田といい勝負といった攻防だ。途中、両者のパンチ合戦で場内は盛り上がる。池田の得意分野でもあるがやはり打ち合いはヒヤヒヤするものだ。しかし、大きな決定打なく逆に相手にアッパーを入れるなど快調だった。しかし、打ち合いの中で池田は左フックをもらいダウン。幸い大事に至らずそのままアグレッシブな攻撃を続ける池田。

2R、変わらず打ち合いは続く。やはり見応え十分の内容だ。池田コールで助けられたのか池田は右フックでダウンを奪う。両者一気に距離を保っての攻防。池田はローキックを出し始める。しばらくして、池田は相手からローキックをもらいバランスを崩しながら相手に右フックを与えダウンを奪う。

3R、この回も両者アグレッシブな攻撃を披露。さすがに両者に疲れは見えたものの最後は怒涛の打ち合いで終了。素晴らしい試合の一言だ。

試合後の池田は爽快に「いやーやりずらかったっすよ〜、これこれこれで・・・」とうれしそうに沢山話してくれた。彼にファンが多いのも分かる気がした。今後も非常に楽しみだ。



 
 


 


☆第11試合 日・タイ国際戦 スーパーウェルター級  3分3R

後藤龍治(IMFスーパーウェルター級王者)
VS
アピチャート・コンヤン(タイ/ウェルター級)

勝者:後藤 1R1分59秒 KO

今年の後藤は今までとは違う。彼には世界の強豪と対戦した数々の経験がある。今回はそれを見せつけた結果となった。

1R、後藤に何か余裕さえ感じさせるパンチとキック。最近後藤はパンチの選手というイメージがあるが実は相当なキックの持ち主。今回はその後藤独特のローキックを見る事ができた。後藤は隙あらばローキックを出す。そして、足の甲ではないヒザ下部で相手に決定打を与えKO。

来月、TITANS NEOSVに出場の後藤。対戦はK1でも話題の尾崎圭司選手と名勝負を繰り広げた
天才須藤信充選手との対戦だ。このカードは絶対に見逃せない!!


 
 



 

☆第12試合 セミファイナル ヘビー級 3分3R

ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)
VS
天田ヒロミ(フリー)

勝者;ルスラン 3R2分08秒 KO

まさかこの二人が対戦するとは誰も思いもしなかっただろう。この対戦に場内は盛り上がりというより「すごい」という意味合いの驚きの歓声があがった。それだけ二人の存在が大きい事を物語っている。さらにアナウンサーはなんと!TV業界でもベテランの生島ヒロシ氏が担当。場内は大盛り上がりだ。

1R、以前の変速な動きがなくなったルスラン。伊原流のフォームになっていた。しかし、節々に彼ならではの後ろ回し蹴りが見られた。一方天田選手は重戦車の巨体から繰り出される重いパンチでルスランを翻弄。両者迫力ある攻防を広げる。一発当たればどちらが倒れてもおかしくはないぎりぎりの戦いがそこにあった。

2R、ルスランはローキックも加えパンチで天田選手に向かう。ただ天田選手の卓越したパンチでルスランの頭が揺れる場面も。ルスランは距離置いてロー、ハイキック。天田選手が前蹴り、右パンチとしかけたところをルスランのワンツー右ストレートでダウンを奪う。強烈なパンチをもらっても立ち上がる天田選手。ルスランの動きが激しくなり、さらにワンツーでダウンを奪う。しかし、天田選手の立ち上がって向かっていく勇姿に人々は拍手喝采。日本人としての誇りすら感じさせるその勇姿に人々は酔いしれた。

3R、ルスランのパンチ、キックは止まらない。結果3ダウンでKO勝利を収めたルスランだが、天田選手の何度も立ち上がるその精神力に観客はおしみない拍手を送った。

ルスランは来月のTITANS NEOSVに出場することになっている。さらに進化したルスランを是非見たい。

 
 


 


☆第13試合 セミファイナル フェザー級 3分3R

菊地剛介(日本フェザー級王者) 
VS 
風神和昌(野本塾/同級4位)

勝者:菊地 判定3-0(30-28/30-29/30-29)


努力家菊地は去年、日本プロスポーツ大賞の功労賞を受賞。彼のつかみ所のない戦いの裏には確固たる心技体の結晶が見える。さて、今回はどんな戦いをするのか!?

1R、終始菊地のローが止まらない。一方、風神選手は攻撃がほとんどない。なぜだろうか?菊地のローが効いているのかもわからないひょうひょうとして静かな風神選手だ。

2R、さきほどより勢いを感じる風神選手。しかし、菊地の正確なローは止まらない。なんどもバチンバチンと場内に響き渡る菊地のロー。完全に菊地のローが試合を支配していた。

3R、菊地は1,2Rでローでのポイントが得られたと分かってだろうか、ほとんどキックは出さず、パンチで攻撃する。それにより風神選手と噛合うシーンが出てくる。
菊地はパンチで倒したかったのだろう。しかし、風神選手の調子がのってきてほぼ互角の攻防。

判定は難しい微妙な結果だったが、菊地の安定した試合運びとローが勝敗を分けたのだろう。来月、菊地はTITANS NEOSVに出場する。泰国強豪と対戦予定だ。とんでもなく強い相手との対戦が見てみたい。

 
 
 
 
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