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  MAGNUM15 その3
 2007年10月21日(日) 東京・後楽園

雲ひとつない青空、実に気持ちの良い日であったため、ついつい公園に行って草むらに横たわり一眠りしようかと・・・・おっと寝ている場合ではない。今日は重要なビッグイベントMAGNUM15だ。毎回、沢山のお客さんで賑わうこのシリーズでまた数々の新たなドラマが生まれた。伊原道場からは8人の精鋭が出場。少し肌寒いこの季節にはもってこいの熱い試合内容となったので早速見て行こう。(その1はこちら,その2はこちら

 

☆第13試合 メインイベント 日本フライ級王座決定戦 3分5R

レオンケイスケ(誠真)  VS  池田茂由
勝者:レオン 判定3-0 
(ジャッジ=49-47/49‐48/49‐48。レオンが新王者に)


この大会で注目度が高い王座決定戦。歴史的な一戦はいかに!?

1R、両者得意のパンチはなくローキックで様子を伺う。そして、数分後、池田がパンチでしかける。ワンツー、スリーでレオン選手の足元をふらつかせる池田。それを打ち消すようにパンチで追い返すレオン選手。そして、また様子見と全く先行きの分からない展開。

2R、池田はパンチを出してはちくちくとローキック。池田の攻撃の隙を見つけてヒジや一歩引いてから思い切りのよいパンチで応戦するレオン選手。そしてこの試合最大といってもよいほどの見せ場が。そう、池田がパンチ連打でサイドに追い込むとそれ以上の勢いでパンチ連打で応戦するレオン選手。この矢が飛び交うような壮絶なパンチ合戦に度肝を抜かれた観客の人も多かっただろう。まだ、2Rだというのに息をのむ壮絶な戦いだった。幸い大きな決定打なく終了。

3R、池田のローキックは続く。その隙を伺うレオン選手だが池田が上手く回りこむためなかなか反撃ができない。このラウンドは両者比較的静かに終わる。ただ、池田に少し勢いが落ちたのが気になった。

4R、池田はパンチを出すもののローキック主体で攻撃する。やはりその隙を狙ってパンチで踏み込むレオン選手。大きな決定打にはならないが池田の頭が揺れる場面もちらほら。しかし、池田がしっかり間合いをとっているため大事にはいたらない。池田のローキックがかなり効いているはずなのだが全くレオン選手の攻撃のキレが変わらないのが気になった。

5R、レオン選手がラストスパートをかけ、間をつめてパンチで押す。池田に押し返す力が見られない。必死に前蹴りで遠ざけようとする池田。しかし、レオン選手の押しが勝ってしまう。

かなり、すばらしい試合運びをしていた池田だがどうもスタミナがもとで采配を分ける結果になってしまったのが残念だった。しかし、この壮絶な戦いに観客は大いに見応えを感じたことだろう。そういった声も多く聞こえた。勝敗は別にしてもすばらしい戦いをした二人に心から拍手を送りたい。

 
 



 

☆第14試合 メインイベント 日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R

深津飛成  VS  阿部泰彦(JMN)
勝者:深津 判定3-0 
(ジャッジ=3者とも50-46。深津が王座防衛に成功)


さあ、ここぞという時の強さを見せる深津の戦いはいかに。

1R、阿部選手特有のローキックで先制し始まる。かなり積極的だ。深津は距離を置いたり、回り込んで対応。そして、なんと相手の踏み込みに深津が右フックでダウンを奪う。またしても一瞬の出来事で本人すら動揺するダウンだった。しばらく横たわっていたが立ち上がりは早く再開。深津は冷静に見定めながら徐々にパンチ、キック、ボディーで押して行く。今回は以前とは違い深津にオーラがあった。

2R、このラウンドの阿部選手は果敢にパンチからのローキックを連発し押す。深津は回りこみ上手く対応するが相手の足数と勢いに少し翻弄される。しかし、決定打はけして作らせない深津。

3R、阿部選手の攻撃は止まらない。それに応えるようにパンチ、ローキックと応戦する深津。途中、強烈な阿部選手のヒジが深津の頭を揺らす場面も。阿部選手は深津の懐に入ろうと果敢に攻め続ける。

4R、深津に少し勢いがでる。阿部選手の勢いも止まらない。そして、阿部選手の前へ前への姿勢で深津の頭にバッティングしてしまう場面も。それだけ、阿部選手が深津の懐に入ろうとするからだろう。本当に申し訳なさそうにする阿部選手をみると彼の人柄の良さを感じさせる。その後は両者互角のキックで攻撃する展開に。

5R、両者一進一退の攻防。勢いあまりバッティングが何回か。どうも、阿部選手はあごをひいたまま深津の懐に低い体勢で入りこむため、額が深津の頭と当たってしまうのかもしれない。いずれにせよかなり両者接近戦をしている証なのだろう。途中、深津の右ストレートでバランスを崩す阿部選手。ダウンをとられてしまうが大きな決定打にはなっていない。

結局、二つのダウンを奪った深津が防衛に成功。やはりここぞという時に強いのが深津飛成である。以前の試合から見ているといかに己に勝つことが難しいかを感じさせる内容だった。

皆さんはどう感じましたか?。


 
 
 
 
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