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  MAGNUM15 その2
 2007年10月21日(日) 東京・後楽園

雲ひとつない青空、実に気持ちの良い日であったため、ついつい公園に行って草むらに横たわり一眠りしようかと・・・・おっと寝ている場合ではない。今日は重要なビッグイベントMAGNUM15だ。毎回、沢山のお客さんで賑わうこのシリーズでまた数々の新たなドラマが生まれた。伊原道場からは8人の精鋭が出場。少し肌寒いこの季節にはもってこいの熱い試合内容となったので早速見て行こう。(その1はこちら,その3はこちら

 

☆第10試合 日本ミドル級 3分3R

宮本武蔵(治政館) VS 喜多村誠

ドロー  
(ジャッジ=28(宮本)-27/28‐28/28‐28)


現在、無敗の喜多村に注目があつまっている。さあ、一体どんな試合になったのか!?

1R、パンチからローと相手を押して先制する喜多村。宮本選手は少し距離をおいたかと思いきや得意のパンパンパンパンとすばやいパンチで反撃する。それをものともせず果敢に攻め続ける喜多村。両者1Rから一歩も譲らぬ攻防戦に場内は盛り上がる。

2R、喜多村の勢いは止まらない。宮本選手は得意のパンチを出そうとするが喜多村の首相撲への展開でなかなか思うようにならない。喜多村の首相撲からのヒジが光る場面もちらほら。宮本選手は躍動感ある喜多村の攻撃に翻弄されるが、喜多村の飛びひじに合わせて右フックを入れ喜多村の動きを止める決定打を与えた。その後大きなダメージもなく幸い無事終了。

3R、喜多村は勢いを緩めない。前へ前への姿勢はすばらしかった。喜多村の押しによってか相手に疲れが見られた。得意のパンチを出そうとしても果敢に攻める喜多村がいるためパンチに勢いがなくなる宮本選手。両者一進一退の攻防の末ゴング直前に追いかけるように攻め続けた喜多村の右ひじが相手に入りがくりとひざから落ちる宮本選手。

結局、喜多村の追い上げが功を奏して見事ドロー。最後まで諦めない喜多村はまた、黒星をつけることなく無敗を保った。彼の次の試合が非常に楽しみだ。

 
 



 

☆第11試合 日・泰ウェルター級国際戦 3分3R

タカオサミツ VS クンタップ・ウィラサクレック

勝者:クンタップ  判定3-0 
(ジャッジ=30-28/30‐29/30‐29)


強豪ムエタイのクンタップ選手にタカはどのように応えるか!?最近、著しく成長しているタカに皆が注目している。

1R、両者全くの様子見。攻撃数もほとんどない両者だが、タカより若干クンタップ選手のキックにキレがあった。

2R、タカは落ち着いて相手のキレのあるキックや攻撃さばいて小まめにローキックを出す。両者特に大きな決定打や攻撃は見られないもののなぜかクンタップ選手の一挙手一投足が目立つ。ムエタイならではの戦いである。

3R、タカの持ち味はキックであるがそれがなかなか見られない。むしろ相手のミドルキックが強烈な音をたててタカに突き刺さる。両者パンチではかみ合わず首相撲になるが基本はキックで攻撃する内容だった。

結局、引けをとらないタカの堂々たる戦いだったがクンタップ選手のキレのあるミドルキックが勝敗を分けたのかもしれない。

 
 



 

☆第12試合 セミファイナル 日本ヘビー級 3分3R

嚴士鎔  VS  柴田春樹(ビクトリー)

勝者:柴田 1R 2:35 TKO
(ドクターストップ。柴田がヒジで嚴の額をカットしたため)


ヘビー級ともなると一発決定打が入ると致命的になる。油断は禁物だ。

1R、嚴のパンチが相手の頭を揺らす場面が多く、かなり期待通りの内容だった。しかし、以前の柴田選手に見られないスピードを備え付けていたところを見ると、きっと鍛錬してきたのだろう。ただ、嚴の卓越した攻撃にポイントは傾いたなと思われた後半、最悪の事態となってしまった。柴田選手の左縦ヒジが嚴の眉間にヒットしてしまう。

あまりの一瞬の出来事でバッティングと思われた。しかしよく見ると、嚴の踏み込みに若干遅れてはいたが柴田選手の左縦ヒジが眉間に命中していたのだ。

本当にヒジとは怖いものだ。狙って入るときもあれば入らないときもある。そして、意図せず入るときもあるこの技は予測不能なナックルボールのようだ。

 
 
 
 
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