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  TITANS NEOS 2 その3
 2007年9月16日(日) 東京・後楽園

透きとおった青空がよりいっそう空の高さを感じさせる今日この頃。ようやく秋らしい日が多く見られるようになり過ごしやすい季節になってきた。そんな中、業界でも話題のTITANSシリーズNEOS2が行われた。今回は他団体、他ジムからの出場が多かったが、改めてSKBや伊原道場のたくましさが目立つ試合内容が多かった。そんな見応え充分な試合を見ていこう。(その1その2

 



☆第13試合 メインイベント 58kg契約 3分5R

菊地剛介  VS  竹村健二(名古屋JKファクトリー)

勝者:菊地  判定3-0 (ジャッジ=3者とも50-47。竹村は2R、パンチでダウンあり)

首相撲からの攻撃展開の良さは日本でもトップクラスといわれている竹村選手。同様に菊地も首相撲が得意な選手だ。お互い首相撲を知り尽くした中でどんな試合運びをしたのだろうか?

1R、両者ローキックで相打ちして始まる。竹村選手はずんずんと前に来て前蹴りやローキック、パンチと多彩な攻撃を見せる。菊地もそんな相手に前蹴りやローキックで対応する。そして、竹村選手のずんずんと来る勢いを利用して、強烈なヒジを浴せる場面も。両者得意の首相撲は見られず。

2R、両者激しいローキックで始まる。そして、ずんずんと前にくる竹村選手。竹村選手には首相撲へ持ち込もうとする気迫が見られた。それを受けてたつ菊地。しばらく首相撲の展開が続くが菊地は相手を下に倒し、常に自分が上になるよう優性を保った。そして、菊地の左ハイキックから状況が一変する。相手がたまらずバランスをくずしたところパンチで猛攻しダウンを奪う。

3R、やはりずんずんと前に来る竹村選手。菊地はがっつりとサバ折りで対応。このラウンドも完全に菊地が上になり相手を倒す。しかし、竹村選手の前へ前への姿勢は一向に変わらない。幾度か竹村選手のパンチ攻撃でひやりとする場面もあったが無難にこなす菊地。しかし、竹村選手の前への姿勢は見事だった。

4R、全く臆することなく前にくる竹村選手。しかし、菊地が完全にその勢いを首相撲で封じる。それでも、前にくる竹村選手。そして、菊地の巧みな倒しと少しワンパターンな展開になる。

5R、不気味なまでに前にくる竹村選手。そして、組んで倒す菊地。この展開が終始続いた。

菊地の見事な対応力が勝敗を分けたが、竹村選手の前へくる姿勢は噂どおり本物だった。ただ、ワンパターンな展開になってしまったのが残念だった。



 
 



 

☆第14試合 メインイベント 63.5kg契約 3分5R

石井宏樹(藤本) VS 小宮由紀博(フォルティス渋谷)

勝者:石井 判定2-0 (ジャッジ=50-50/50-49/50-48)


業界が注目する決戦はいかに!?

1R、 左ジャブ、右ストレートと手を休めない石井選手。小宮選手の手数は少ないが確実なパンチ攻撃を随所に出す。両者ローキックの掛け合いの場面もあった。

2R、両者間を充分とったところからのパンチ、キックの攻防。なかなか、相手を捕らえる距離まで縮まらない。一度、壮絶な戦いを見せた二人だ。攻撃の糸口が見つけられない。石井選手は前回のパンチをもらわないよう、変速的かつ機敏なフットワークで 小宮選手のパンチをちらしていた。

3R、石井選手のリーチを生かしたパンチが功を奏してか小宮選手の鼻の辺りが赤くなる。決定打にはならないもののちくちくと攻撃する石井選手が目立つ。後半、石井選手のパンチが伸び、押して終了。

4R、 小宮選手パン、パン、パンとすばやいタイトなパンチ攻撃は健在だったが石井選手上手くよける。そして巧みな間合いからローキックやストレート等こまめに出す石井選手。間が詰まったところから小宮選手は、得意なパンチ攻撃にもっていこうとするがどうも上手く当たらない。けして、小宮選手が劣勢というわけではい。ただ、石井選手の一挙手一投足が光っていた。

5R、両者の勢いが増す。接近戦で小宮選手のアッパーが光るが、石井選手がしっかりあごをひいているため決定打にならない。小宮選手の追い上げが見られたものの石井選手が上手く対処していたため結局このラウンドも大きな展開なく終了。

終始、分かりやすい試合内容ではなかった。しかし、両者のぎりぎりなまでの巧みな技術が交差していたことは確かだった。

 
 
 
 
 
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