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  BRAVE HEARTS 6
 2007年9月2日(日) ディファ有明

8月の猛暑が嘘のように9月に入ってから比較的涼しい日がちらほらと訪れるようなった。今大会では伊原道場の精鋭2人が出場したがどちらも見応え充分な試合を見せてくれた。そのせいか伊原会長の顔からは少し笑みがこぼれていたが、恒例帰宅時の集まりで2人に日々練習時の気持ちのあり方を説いていた。


↑写真1 ヒジ
↑写真2 回し蹴り

 

☆第1試合 日本ウェルター級 3分2R

平川斗吾  VS  工藤直弥(横須賀太賀)

勝者:平川  判定3-0
(ジャッジ 20-17/19-18/20-18  2R、工藤、平川の回し蹴りでダウン)


普段は非常におとなしい平川だが一度火がつくと身内もビックリな伊原道場最年少プロ選手。その潜在能力の高さは計り知れない。前回の試合ではその能力をしっかりと見せてくれたが今回はどうだろうか!?

1R、両者はじめからキックとパンチで激しい攻撃をする。平川はヒジを出し攻撃に変化をだす。相手の勢いあるパンチもこなす平川は冷静にパンチの合間にローキックを。全てがクリーンヒットするわけではなかったが時折入るローが効いてか、疲れ始めたのか、相手の動きに陰りが見え始める。しかし、このラウンドは決定打なく終了。

2R、相手が勢いよく攻撃して始まるが、平川は冷静だった。時折平川のヒジが光る場面も。けして勢いがあるわけではない、ヒットするわけでもない、しかしどこか平川の攻撃に安定感が。時折、相手を上手く倒して疲れさせるなど頭脳プレーも見受けられた。そして、相手の勢いがなくなりかけているとき時、回し蹴り、右ハイキックで前かがみになったところをさらに回し蹴りでダウンを奪う。その後も平川の冷静かつ安定感した攻防で押して終了。

今回、着実に伊原流が身についている印象を受けた。それは、ただ攻撃するのではなく、ただ威力のある攻めをするのではない、体のバランスや安定感からくる攻撃のように思えた。今後の平川が非常に楽しみだ。


 
 
↑写真3  距離を測るロー!?
↑写真4  追い込みパンチ

 

☆第9試合 日本バンタム級 3分3R

木暮智(ビクトリー) VS 吉川 靖(伊原道場)
ドロー (ジャッジ3者30-30)
 
吉川の熱烈なファンから「(吉川の)階級を上げてさせて下さい」との声が反映されてか、バンタムに上げた吉川。その影響は如何に!?

1R、かなり距離をおく二人。しばらくお互い自分の最適な距離を測るようにキックを出す。小暮選手はリーチを生かした攻撃がしたいのだろう。しかし、両者、まったく距離をおいたまま様子見で終わる。

2R、やはり両者の間はなかなか縮まらない。両者、蹴っては蹴りかえす展開。そんな中、吉川は離れたところから強引にワンツーパンチで入り込もうとするが相手の下がりでなかなか当たらない。逆に吉川の間を縮めようとする距離感が小暮選手の特徴である突き刺すようなローの照準に入る場面もちらほら。しかし、両者の距離は依然縮まることがなかった。

3R、吉川に勢いがでる。その勢いを利用して冷静にキックを出す小暮選手。長いリーチに苦戦しながらもパンチで入りこもうとする吉川。吉川にはなにくそっという気迫が感じられた。一度、吉川のパンチが出ると相手の頭を追うような勢いで襲い掛かる。その後のパンチには以前の階級では見られない機敏かつキレのある攻撃が見れた。一度、決まれば相当なダメージを負わせられる吉川のパンチ攻撃だったが結局、終始冷静な小暮選手を捕らえることが出来ず終了。

吉川は階級を上げた事による動きのよさを自分でも認めていた。明らかに前回の階級とは違う吉川の攻撃だったが是非次回の試合を見てみたいと思わされるキレのあるパンチだった。


 
 
 

 
 
 
 
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