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  TITANS NEOS (その1)
 2007年4月22日(日) 東京・後楽園ホール

気候が安定してきた今日この頃、心地よい風とともにTITANS NEOSが始まった。新日本キック以外の新たな顔ぶれに場内は大いに盛り上がった。ここからまた新たな歴史を作る選手、未来を変える選手がどんどん出て行くことだろう。(その2はこちら その3はこちら


↑写真1  組合
 

☆オープニングファイト ウェルター級 ヒジあり 3分2R

渡辺健治(伊原稲城) VS 後藤貴志(トーエル)

ドロー

1R、勢いで攻める渡辺選手は終始後藤選手を追い詰めていたがなかなか的にあたらない。後藤選手もパンチで応戦するが適確にヒットを与えられず。結局両者、首相撲や組みで攻撃が流れる場面が多かった。

2R、1Rと同様両者はパンチのワンツーから首相撲にもつれ込む展開が多く組み中心の戦いだった。ヒジやヒザは出すものの両者ほぼ互角の攻防。

 
 

↑写真2  右ハイキック
 


☆第1試合 ヘビー級ヒジあり 3分3R

國吉(治政館)   VS   松本勇三(勇三道場)
   
勝者:國吉
 2-1(ジャッジ30(國吉)-29/29-30(松本)/30-29)
 

1R、パンチの國吉選手、キックの松本選手といったところだろうか。しかし松本選手の攻撃数が少なく時折出すキックを狙って國吉選手はカウンターパンチを出す。両者大きな決定打なく終了。


2R、今度は松本選手が國吉選手のパンチからのカウンターを狙っていた。そして、松本選手がキックからパンチに切り替える。そのためパンチ直後両者首相撲からヒジへ。

3R、松本選手は変わらずパンチで攻撃するが乱れうちの状態で國吉選手の顔を揺らすものの決定打にならない。一方、得意とする國吉選手の強烈で豪快なパンチ攻撃が光っていた。

結局、國吉選手の攻撃数やパンチのキレが勝敗を分けたのだろうか!?

 
 

↑写真3  右ストレート
↑写真4  左フック
  第2試合 ウェルター級国際マッチ 3分3R

 タカオサミツ  VS   アルテム・シャロシュキン

勝者:タカ 3-0(ジャッジ30-28/30-29/30-27)

タカの戦いに劇的な変化が現れた。

1R、タカは今までに見せないあごをひいたスタイルで果敢にパンチ攻撃をする。以前の彼なら間違いなく相手のパンチで頭を揺らされ危ない状態を作っているのだが今回はまるで違っていた。完全にパンチで対等に戦っているのだった。その戦いぶりに安心感さえ覚えた。アルテム選手もキックよりはパンチの選手だろうか、両者気持ちのよいくらい打ち合うが決定打はなく終了。

2R、両者今度はパンチにキックを交えた攻防。アルテム選手のキックも素晴らしくタカに何度かローを入れていたが決定的にはならず。両者止まることない勢いあるキック、パンチで互角の攻防。

3R、タカはパンチにこだわっていたのか、なかなか彼の持ち味のキックが見られない。パンチパンチとタカのパンチに対する執着心が相手の顔を赤くさせる。それでもアルテム選手は下がることなく果敢に攻め返す。


タカに何が起きたのだろうか!?普通、試合が白熱するにつれ攻撃は自分の持ち味に偏ると言われる中、タカはまるでキックを忘れたかのようにパンチで攻撃していた。これでまたタカの成長が楽しみになってきた。今後大いに期待しよう。

 
 

↑写真5  変速キック
↑写真6  右ハイキック
   ☆第3試合 セミファイナル 日本フライ級 3分3R

中尾 満   VS   イソラサック・シッセックサ

勝者:イソラサック 2R 2:05 KO 

先日、石井王者にダウンを奪うなど強烈な戦いを見せたイソラサック選手に中尾はどのように望んだのだろうか!?

1R、両者の間合いが従来の日本スタイルのキックボクシングと全く異なっていた。まるでカンフー映画を見ているかのようなトリッキーな戦い。今まで見たこともないイソラサック選手の変速キックは見事だった。そんな、不気味なイソラサック選手の攻撃をしっかり見切って攻撃し返す中尾。両者様子見で終了。

2R、中盤まで中尾はイソラサックに果敢向かっていたがイソラサックのパンチ連打でダウンを奪われてから一変した。中尾のワンツーのワンにイソラサック選手は狙いすましていたかのように右フックでヒットさせる。

イソラサック選手の戦いは一度見たら脳裏から離れない怖さがある。一体日本人選手は彼を止めることができるだろうか!?

中尾は最近強者との戦いで苦い思いをしているかもしれない。しかし、これだけの強豪と戦える選手はそう沢山いないだろう。この経験をバネにして突き進んでほしい。

 
 

 
 
 
 
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