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  SOUL IN THE RING IV(詳細内容その1)
 2006年12月10日(日) 東京・後楽園

日に日に寒さが増す今日この頃、今年最後となるSKB興行が幕を閉じた。場内は選手達を応援する歓声が飛び交っていた。今回は伊原道場から5人の選手達が出場。試合を客観的に見たとき、勝ち負けは別としても印象の良い試合とそうでない試合というのがある。今回ははたしてどうだったであろうか。
前半戦の詳細内容その2はこちら


写真1 パンチ攻撃
 

☆第3試合 日本ライト級 3分2R

ZINSU   VS     野口俊明(西八王子大塚)

勝者 野口  判定3-0
(ジャッジ20-19/20-18/20-19) 

1R、様子見で間合いをとりながら相手のスキを狙う両者。そんな中、野口選手はほんの少しの詰め寄りによるストレートやアッパーで攻撃の糸口を見つけ始める。それに対し、ZINSUはその相手の攻撃を利用しカウンターやパンチで反撃しようとするがなかなか思うようには行かず。ZINSUのスピードあるパンチ攻撃が光る場面もあったが、(写真1)両者決定打がないままほぼ互角で終了。

2R、キックを混じえて攻撃のチャンスを伺うZINSUだったがそこにフェイントを混じえて入り込んでくる野口選手。両者スピード感のあるパンチやフットワークであったが非常に微妙な野口選手の詰め寄りがZINSUの頭を揺らす要因になっていたのではないだろうか。ZINSUのきれいに円を描くフックが光る場面もあったがなかなか相手にヒットせず終了。

両者決定打はなかったものの全般的に野口選手の上記による攻撃が勝敗を分けたように思われる。 今回で2戦目となったZINSUだがまだキック人生はじまったばかりだ。今後に期待したい。

 
 


↑写真2  ハイキック2連発


 

☆第6試合 日本ウェルター級  3分2R

中元孝介   VS   藤田ゼン(横須賀太賀)

勝者 藤田
 判定3-0
ジャッジ= 20-18/20-19/20-18)
 
中元のリング上でのウォーミングアップ時のハイキックは印象的だった。

1R、ガツンガツンと形容できるような両者の重い攻撃が始まる。お互いのローキックもにぶい音をたてる。そんな中、中元はさきほどのハイキックを2連発するなどのがんばりを見せるが相手のガードで決定打にはならず。(写真2)その後両者キック多めの混戦であったが後半、藤田選手のパンチで中元の頭にヒットする。しかし、両者決定打なく終了。

2R、にぶい音を発するキック中心の攻撃が繰り広げられる。また、中元のすばらしいハイキックが見られたが決定打にならず。その後から徐々に藤田選手のパンチ攻撃が始まる。首相撲にもっていこうとするがなかなか上手く対処できない中元の顔には疲れがあった。後半は相手のパンチの勢いが勝り終了。

試合終了後、中元は風邪による減量の難しさを語っていたがこの季節出場選手達には是非とも気をつけて万全な状態で試合をしてもらいたいと思った。次回は万全な状態で中元のハイキックが決まるのを期待したい。


 
 


↑写真3  坂梨ハイキック

 

☆第7試合 日本ライト級  3分2R

坂梨隼人  VS   ジョニー・オリベイラ(トーエル)

勝者 ジョニー 判定3-0
(ジャッジ=20-17/20-18/20-17/坂梨2Rで右フックでダウン)

 
1R、坂梨のハイキックが光る。(写真)しかし、ジョニー選手のパワーあるパンチ攻撃が出始める。坂梨の軸足を払いのけて転がすジョニー。パンチで追い込むジョニー。なんとかヒジで応戦するもパワーで押し切られる坂梨。結局、決定打はなかったものの坂梨の思うような反撃は見られず終了。

2R、坂梨は負け時とパワーで応戦するがやはりパワーでは相手に劣ってしまう。そして、徐々にジョニーのパンチ攻撃に押され中盤右のフックでダウンを奪われる坂梨。幸い大きなダメージにならなかった坂梨。時折突き刺すようなジョニーの前蹴は坂梨の行く手を阻む。なんとか首相撲からヒジやヒザを出そうとするがこのラウンドも結局ジョニーの勢いが勝って終了。

最近、掴みあいからの時間制限が短くなったため、なかなか坂梨の得意な首相撲からのヒジやヒザが見られなくて残念だ。しかし彼が今後それに対しどう克服し対応して行くかが楽しみでもある。まだまだこれからだ。

 

 
 
 
 
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