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 八王子格闘革命〜第3章〜
 2006年8月6日(日) 京王プラザホテル八王子

梅雨も終わり猛暑が続くここ最近、八王子で大会が行われた。6日は八王子駅周辺でお祭りの最終日でもあるだけに大会への影響が懸念されたが、地元主催の尚武会の選手を応援に場内は大いに賑わい、盛り上がった。選手がアグレッシブに戦えば戦うほどファンやお客さん達は興奮し、感動し、また来ようという気になる。嘘偽りのない本物の戦いがそこにあるからこそ新日本キックボクシング協会は長年続いているのだと今回の大会でまた実感した。


↑打ち合い




 

第8試合 日本ライト級  3分2R

幽鬼(尚武会)   VS    平川斗吾

勝者:幽鬼 1R36秒 TKO(ヒジによるカット) 


1R、平川のパンチの嵐で始まった。相手に幾つかヒットし、少しヒットももらいながらしばらくして、平川の勢いがなくなる。両者は必死にパンチ合戦を繰り広げるがまだまだ正確なヒットにつながらない。(写真)そんな混沌とした乱れパンチの中1R終了。

2R、パンチからもみ合いになる中で相手が接近戦の攻略であるヒジ打ちを出し始めた。それから数秒もしないうち平川のまぶたから出血。

まだ17才の平川は今日の戦いで一つアイテムを拾ったことだろう。勝っても負けても少しずつアイテムを集め、いつかそれを使いこなしながら大きくなって行くのだろう。


 
 






 

エキシビジョンマッチ 1R

(居酒屋たらふく)英ちゃん  VS  ミスターX


 
八王子の飲食界の☆英ちゃんは八王子で新日本キックを盛り上げるため日々切磋琢磨していた。それが認められリングで戦えるチャンスを得ることが出来た。そのお相手は、なんと!!先日もエキシビジョンで戦った元ムエタイ王者のオームシンだった。(写真1)場内が英ちゃんコールで盛り上がる中英ちゃんは登場。さすがは英ちゃん、酒で鍛えたふくよかな肉ずきとオームシンと相反する色白なボディー(写真2)で場内は盛り上がる。

1R、久々のリングなのだろうか。それでもしっかり英ちゃんはオームシンにミドルキックを与えるが、ふくよかな重みが支えられないためオームシンに簡単に足払いされバランスを崩して倒される。そのため最近ではめったに見ない80年代ギャグマンガのように見事にコケ、場内を笑いの渦に。(写真3)そんな、微笑ましい試合で幕は閉じた。




 
 

↑コーナーへ追い込む馬場
↑ダウン直前ローキック
↑怒涛のローキック
 

第14試合 日本ミドル級  3分3R

青木功(尚武会)   VS   
馬場健
勝者:馬場
判定3-0 (28-26、28-27、28-26 馬場が右ストレートでダウン1、青木が右ローでダウン1)


1R、馬場は相手のパンチ枠をわずかにはずしてカウンターのようなストレートで青木選手の頭を揺らす。そのため青木選手は始めのような機敏さがなくなる。終了10秒前までは馬場の押しが試合を支配していた。しかし、コナーに追い詰めた馬場はさらなる追い討ちをかけようとした瞬間、相手からの右フックでダウンを奪われ1R終了。

2R、さきほどのダメージは少なく淡々と冷静に攻撃をする馬場はワンツーからボディーと。青木選手は先ほどとは違い、強烈なパンチを見せ始めるが若干動きが鈍い。ただ、青木選手の特徴として、馬場にコーナーに追いやられてしっかりガードで身を固めたあとから強烈なパンチが出てくる。これがヒットすると先ほどのようなダウンにつながる強烈なパンチだ。しかし、馬場は相手を凝視するような目で警戒し二度と同じパンチはもらわず攻撃する。中盤、青木選手は右ローを出したが馬場が足を上げたため打ち所が悪く、かなり苦痛な様子を見せる。それからの馬場は相手をコーナーに追いやり上から覆いかぶさるようなパンチを浴びせる。(写真上)そして、弱った相手に強烈な右ローキックを与えダウンを奪った。(写真中)その後も馬場の勢いは止まらずコーナーでのパンチ連打、ローキックと押して終了。

3R、このラウンドはほぼ馬場のペースだった。先ほどの右ローキックを与えた部分を集中的に馬場は狙った。これにより相手はローの警戒と嫌がりで持ち味のパンチを出す戦力を失っていた。馬場はさらにパンチ連打で相手がガードで身をうずめたところにローを入れ行く。相手はもう足ががたがたであるため腰の引けたパンチで応戦するしかなかった。
(写真下)

結局、ダウンを奪われたものの終始馬場の体勢は変わらなかった。すばらしい重心の置き方なのだろう。彼の体勢を見ていると深津飛成や菊地剛介、タカオサミツ、つまり会長じこみであることがよく分かった。馬場を見て、いかに伊原道場のローキックが相手の戦力を失うほど威力があるのだと分かる内容だった。


 
 
 
 
 

 
 
 
 
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