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 BRAVE HEARTS 2 
 2006年5月21日(日) 東京・後楽園ホール

しかし、新日本キックボクシング協会(SKB)の興行は毎回波乱な試合ばかりだ!!今回もウェルター級の正木和也選手が新王者になったり、絶対王者とまで呼ばれた安定性抜群の蘇我選手が同級3位の木暮選手に位置を奪われるなど、見ごたえたっぷりの試合内容であった。それだけ、SKBが活気に満ち溢れている証拠なのだろう。伊原会長も挨拶でTITANSの他団体戦でSKB選手が勝利したことについて自信を覗かせた。


↑喜多村ダウンを奪う瞬間

↑「俺はまだまだいけるぜ!!」アピール
 

第6試合 日本ミドル級 3分2R

英雄マクシマス(八景) VS 喜多村誠(伊原)
勝者:ドロー 
三者ジャッジ=18-18 1R、喜多村に右アッパーでダウン。2R、英雄に左ストレートでダウン。

 毎回場内を喜ばすエンターテイナーのマクシマス選手は戦い方も見る人を飽きさせないアグレッシブなものだった。前回の印象ではありあまるパワーを相手にぶつけるといった内容であったが、その勢いを封じたのが我道場の喜多村選手だった。

  1R、パワーでやってくるマクシマス選手のパンチをしっかりとしたガードで防御する喜多村。そのガードで空いた腹部をまたしてもパワーでヒザを入れてくるマクシマス選手。喜多村も負けずとヒジで応戦しヒットした瞬間、相手の右アッパーでダウンを奪われる。しかし、その後の喜多村は実に冷静でしっかりとしたガードで対応していく。
  2R、喜多村の後に引かない前に出る姿勢ときっちりとしたガードで始まる。そして冷静な喜多村はマクシマス選手とほぼ同時にお互い左ストレートを出しダウンを奪う。(左上写真)若干喜多村が相手のコースをはずしほんの瞬間早かったため見事にヒットしたのだった。その後の喜多村はすばらしかった。マクシマス選手のパワーを譲り受けたかのようにヒザ、ヒジを連発し、ストレートやヒジもヒットする。

  終了直後、喜多村はマクシマス選手の持ちネタである両手で腕立て伏せをして何も疲れていないアピールをぱくる。それに負けじと
マクシマス選手は片手で腕立てをし「ふふーーん、どーだ!!」といわんばかりに顔を上げると喜多村はなっなんと!!倒立をしているではないか!!あまりのアホさ加減!?に(アドリブのよさに)さすがのマクシマス選手もただ呆然と喜多村を見るしかなかった。ここで勝負あり。(左下写真)

喜多村の何か秘めたるパワーや冷静さ、演技がとても頼もしく見えたのは私だけであろうか。
 



 
 

↑中尾のキレのあるキック

↑キックだけではない中尾の攻撃
 

第8試合 日本ライト級 3分3R


栗本初男(横須賀太賀) VS 中尾満(伊原)
勝者:中尾
判定3-0(ジャッジ=30-29、30-27、30-28)
 
  中尾は今までに9戦8勝1引と負け知らずの期待の選手。今回は同級8位の格上相手に申し分ない試合を見せた。

 1R、 相手のキックをけして受けない機敏な動きでかわす中尾は逆にロー、ミドルと与えて行く。栗本選手の接近戦も首相撲や間取って上手く対応する。中尾はフェイントも使いキレのあるローで相手のバランスを崩す場面もあった。
 2R、中尾は引き続き相手のキックを得ることなく上手くかわした後、逆にローを与え、時折フック・アッパーを交えて応戦しバランス感覚のよさを伺わせる。

 3R、中尾の強烈なキックが音を立てて相手を揺るがす。また、後退して相手を誘い、出てきたところ左アッパーを与えるなど巧な攻撃も見せる。そして、ヒジも入れる。このラウンドではかなりキックだけでなく左フックやストレートなどのパンチで相手の頭を揺るがす場面が多かった。

中尾のバランスのよい攻撃、技を見ていると非常に安心して見ていられた。会長がいつも言う「基本が大事なんだ!!」を忠実に守っている選手からだろうか、他の所をよそ見する余裕のある会長を見た。

日本ライト級7位入り!!おめでとう!!

 
 

↑まさかのヒジ攻撃
 

第9試合 日・泰ライト級国際戦 3分3R


石原裕基(伊原)
VS
トンソンノーイ・シンポンローハー(泰国)
勝者:トンソンノーイ
1R 0:19 TKO( カットによるドクターストップ)

 
 前回、石井宏樹王者とすばらしい応戦をした石原なだけに今回は非常に期待したファンも多かったのではなかろうか。メディアは石原の急成長ぶりで頭角を現してきたことを高く評価している。だから今回の秒殺劇は石原にとって今後の発展への単なる一過程でしかないことを強く祈りたい。

話しによるとトンソンノーイ選手のヒジも無傷ではなかったらしい。ヒジというのは本当にお互い危険と隣り合わせである。

 
 
 

 
 
 
 
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